7月も中盤戦に差し掛かり。
もうすぐ梅雨明けか!?
そんな時に、こんな梨を発見。

この症状を。
「裂果」(れっか)といいます。
✔️ 晴れの日が続き、その後大雨が降ると多発する。果肉の急激な成長に対し、果皮の強度が追いつかず裂果する。
✔️ 土壌が浅く、水はけの悪い梨畑、梅雨時期・長雨による多湿状態が長引くと裂果の発生促進に繋がってしまう。
✔️ 雨の他に病気等の原因も考えられるとの事。



梨作業は何事もバランスである
梨栽培作業は様々あります。
✔️ 剪定 (せんてい)
✔️ 誘引 (ゆういん)
✔️ 摘蕾 (てきらい)
✔️ 鱗片取り (りんぺん)
✔️ 受粉作業
✔️ 芽欠き
✔️ 防鳥ネット張り
✔️ 摘果 (てきか)
✔️ 摘心 (てきしん)
✔️ 袋掛け
これまでこのような作業を実施してきました。
(草刈り・薬剤散布等は随時実施。)
上記に挙げた、全ての作業においても。
「バランス」というのが本当に大切で…
例えば。剪定作業を題材にあげると。
・剪定をやり過ぎると、実をつける枝が無くなる。
・ 一方で枝を残し過ぎるとより実がなり摘果時の作業負担増。
・必要以上に葉が生い茂り病害虫の発生リスクが高まる。
・葉が多過ぎるため、薬剤が均等にかからない。


梨の天敵「黒星病」
&
「裂果」の
ダブル被害を受けている
梨もありました。

一方でこのような綺麗な梨も。

製品化される梨はたった1割!?
梨は出荷するまで
およそ9割の梨が…
摘果 or 病害虫でダメになる。
と話を聞きました。


美しく育つ
1割の利府梨を守りつつ。

今日も自然との戦いです!!
(適切な防除表を守りながらの薬剤散布です。)



もう、夏はすぐそこですな!



引き続き美味しい利府梨を
育てるべく頑張るのだ!!
終わりにwww
梨畑で、ポケモン達と遊ぶなど。笑
たまには息抜きも大事です!
これぞ良き、
「いっぷく」タイムなのじゃ。笑


(吹き出し文章はフィクションです。笑)
[ブログランキング 参加中!]



黒星病ってホント真っ黒になるんだねー
色々と勉強になる❗️
黒星病に触れた手で、別な梨を触ると病気が移ってしまうので除去する際は慎重に!