【宮城・利府の方言】宮城に旅行に行く前に、東北訛りを覚えてみよう!! 方言を通して、その土地がまた好きになる。


利府語辞典

 

語りによる「利府」

町の図書館にて

利府に関する本を探すなど。

 

 

 

良き本を見つけましたので、

ここに記録致します。

 

なおきさん
次利府に行く時まで勉強しとくな〜!
きっかわ
関西から利府までなかなかの距離ですが、お待ちしておりまーす!

 

 

 

宮城・利府弁を学んでみよう!



あ行  から わ行まで。

利府弁を学んでいきましょう〜!

 

 

あえこ:間(あいだ)

あおたれ:顔色の青ざめた者

あおのけ:仰向け

あがる:物を踏む

あがっこ:小さな子供

あきさか:初秋

あがやま:ヤマカガシ(へび)

あく(へい):灰

あくしょん:くしゃみ

あぐど:踵(かかと)

あぐでつく:悪口をいう

あげろ:赤色

あさっぱら(あさま):早朝

たねる:物を探す、かきまわす

あずだす:思い出す

あっぺとっぺ:とんちんかん

あなっこ:あな

あばぐつ:大きい口

あぜや:行きましょう

あべ:行こう

あほんとする:ぼんやり

あればれ(あのなす) (ほれ):あのネ

あるすっぺ:あるでしょう

あんだ(うぬ):あなた

あんだえ:あなたの家

あんつぁん:兄さん

あんべわるい:病気だ

あんずく:思い出す

あんでねいが:あるでしょう

 

いがす:よろしい、はい

いったりきたり:往復

いぎなり:急に

いぎっぽつだえ:息苦しい

いぎのみ:丸呑み

いいあんべ:いい加減

いぐね(えぐね):屋敷まわりに

 

うぎあがる:水面に浮かぶ

うざねはく:難儀する

うさんこ:うさぎ

うすぺら:薄い畳、ござ

うだうだ:そうですよ

うったげぇ:かわるがわる

うんだね(そうだっぺっちゃ):そうです

うな(おめ):お前

うないがだ:田・畑を耕し畝を作る

うるがす:湯水に浸す

うるげす:柔らかになる

うんだべっちゃ:そうだね

 

ええごど:良いこと

えがすぺ:よろしい

えぐねえ:良くない

えげすかね:好かない

えらっぽい:いがらっぽい

えすけん:ジャンケン

えずっぱり:強情

えっぺに:たくさん

えんぴんたがり:気難しい人

 

おいだみかける:費用をかけさせる

おがす:育てる、おだてる

おがた:妻

おっか(おがつあん):お母さん

おがつい:おかしい

おがる:成長する

おごうご:漬け物

おごで:御香代

おごあ:赤飯

おしょすい:恥ずかしい

おしめ:おむつ

おだつ:ふざける

おれさま:雷

おんつぁん:叔父さん

あんつぁま:伯父さん

おんぱる:負ぶさる

おだち(良い):もっと食べる

おったがる:寄りかかる

おんかね:恐ろしい

おづけ:お汁

おっぴさん:曽祖父母

おでんとさま:太陽

おどげ:冗談、あご(顔の一部)

おはやげす:おはようございます

おばんなりすた:お晩でございます

おぷる:おんぶする

おふるー:お振舞

おへずれ:お世辞

おぽこ:幼い女の子

おまんま:ご飯

おっかぶだつ:ままごと

おやがた:兄

おらえ:私の家

 

がおる 弱る:困る

がが(おがだ):妻、母

がぎご:子ども

かけがあす:挨拶

かくえる:食わせる

かだっぽ:一方

こうずばぜ:はぜ

かつける:なすりつける

かばねやみ:怠ける

かっちゃん:お母さん

かっちゃく:ひっかく

かつあれ:盗む

かでひと:がんこな人、ごまかさない人

かど:にしん

かなげっちょ:小さなトカゲ

かぶづく:噛みつく

からめんどう:面倒臭い

からみ:手ぶら

がけっぷす:崖

かんじょ:便所

かんなげっちょ:とかげの一種

かんね:食えぬ

かんます(かっけす):かき廻す

かんざんでえす:痩せ

かんだがれ:子供の口のまわりの汚れ

かんまざる:入り込む

 

きかず:乱暴者、(耳が悪い)

きかね:いうことをきかない

きかっと:きちんと

ぎぐずぐ:骨身にこたえる

きょろまかす:からかう

きしゃず(しっくず):おがくず

きっぱつける:傷をつける

ぎっぐらごし:腰筋肉の痛み

きなあくせ:焦げ臭い

きどころね:うたたね

きのな(きんな):昨日

きぼっこ(きぼこ):こけし

きりこみ:いかの塩辛

ぎりすぺ:義理を果たす

きりばん:まな板

 

くいげる:食い終わる

ぐえら:急に

くさもず:よもぎ餅

くずす:お金を細かくする

ぐずらぼ:気難しい人

ぐずらもずら:ぐずぐず

くっしゃび:蝮(まむし)

くっぐる:目を閉じる

くっちゃぶる:しゃぶる

くっつい:満腹

くっつぐ:粘る

くっどき:来るとき

ぐりっと:ひとまわり

 

けえすで:釣銭

げぇろご:おたまじゃくし

げぇろっぱ:車前草

げぇろびっち:蛙

けさえ(けえんか):下さい

けす:鳥の糞

けっちゃ:逆さま

けっちゃまくり:衣服の裏返し

けっつ:尻

けっぱつく:蹴飛ばす

けっぱり(もち):堀や河にはまること

けぶて:煙い

けらいん:下さい

けろっと:平気で

けんけん:片足跳び

けんこ:貝

 

こえなあ:疲れた

ごおっつぉ:ご馳走

こげら:鱗(うろこ)

こごまる:しゃがむ、かがむ

ございん:来なさい

ござりせん(ござりえん):ございません

ござりす:ございます

ごしゃぐ:怒る

・ごっしゃげる:腹が立つ

こっしゃげ:着物の腰上げ

こったなもの:こんなもの

こっちゃ:こちらへ

こっつ:こちら

ごでっちり:たくさん

ごねんしゃ:念を入れる

このげ:眉毛

ちょろまかす:ごまかす

こっぱしい:ご飯のかたい様

ごんど:芥・塵

ごんぼ:ごぼう

こんもり:子守、こうもりがさ

 

 

おおみやさん
やっと「さ行」まできたわよ…。覚えるの大変ねこれ。
しょうちゃん
吉川さん打ちこんでくれたので、コピペして使おうと思いますww

 

 

さきっぺ:先端

さがさ:上下などのさかさま

さごす:糠

さぐりきり:畑の土寄せ

さっかけ:下屋

ざっとむかす:ちょっとむかし

さっぱど:さっぱりと、きれい

さっぺする:余計な世話をする

されかまね:一切かまわない

ざんまいす:お手玉

ざんぎり:おかっぱ

ざんぎりこ:おかっぱ頭

 

しぇずねがぎ:うるさい子供

しおびき:塩鮭

ししゃげる:へこむ

ししゃせ:死亡通知をして回る人

ししゃます:もてあます

してこび:おでこ

しっしょは : 風呂

しっちり:精一杯な様

しびた:果物のへた

しびたれ:ケチ

しゃがむ:かがむ

しゃっこい:冷たい

しかってけろ:よけてくれ

しづらかす:よくしゃべる事

しゃでっこ:弟

じゃまっぱり:邪魔をする

しゃね:知らない、仕方がない

しやねうちに:いつの間に

しゃれ:よける

しゃぼもろ:シャベル

しょっぱい:塩辛い

しょで:最初

じょんた:上手だ

しょんべ:小便

しんまがり:型が崩れる

 

すかすっぺ:音無の屁

すがり:蜂

すぐだまる:うずくまる

ずぐだれ:役立たず

ずぐごねる:駄々をこねる

すける:助ける、手伝う

すすおどり:獅子舞

すずなめ:しまへび

すっかげる:挑む、からむ

すっこって:するならば

すっぱね:裾にはねる泥

すっぺ:やりましょう

ずべら:ずぼら、またその人

すまこ:隅

すまぶり:宴会などで最後まで粘る人

すみる:凍みる

ずらっぱげ:頭が全部はげ

ずらもの:とんでもない人

すわっぴり:ケチなこと

ずんけね:煩わしい

すんけたがり:狂う人

すんべ:心配

 

ぜいごもの:田舎

ぜいごたろう:田舎者

せえづづ:金槌

せまっこい:狭い

 

そぐねる(そごねる):失敗する

そうだすぺ:そうでしょう

そっしゃ:そうです

そったらもの:そんなもの

そっつさ:そちらへ

そでねぇ:そうでありません

そっぺねえ:愛想がない

そでがす(んでがす):そうです

そべぐる:失敗する

そべっこ:甘えっこ

そべえる:甘える

 

たがらもの:無能者

たごてんばた:凧

ただむしょ:むやみやたら

たなけっつ:出っ張った尻

たてる:郵便物を出す、風炉を沸かす

たがぁる:虫や人がたかる、気が狂う

たまげて:大変に

たまげる:驚くさま

たまに:時々

ため:肥桶、下水等を溜める所

だら:人肥

たれか:仮病でうずくまる人

たろし:つらら

たんこ:胆汁

たんぱら:短気な

たんぺ:唾液

だんぺ:女の卑称

だんぽ(ごでさま):旦那

 

ちくなぎる:切る

ちゃっこい:小さい

ちっこっぱず:小枝

ちびきよ:急須

ちゃせご:五月十四日の年中行事

 

つかんばな:手鼻汁、手で鼻をかむ

つっけすごと:口答え

つく:学校に入学する

つこ:乳

つこえる:盆、膳に載せる

つずこね:土いじり

つずこまる:小さくなる

つっぱりかえる:つっかえ棒をする

つぶてえ:つまづく

つめ:歳末

つぶ:たにし

つら:顔

づらもの:にせもの

つんだす:物を突き出す

つんのめす:故意に後から押し転がす

つんのめる:前のめりに転ぶ

つんむす:燃やす

 

でえほやろ:うそつき野郎

でがさね:感心しない、意に満たぬ

てそぞらすい:何にでも手を出している

できそこね:出来損ない

てっきり:多分

でっけ:大きい

てっぺん:頂上

でたばた:忙しいさま

てっぽうぶず:動物を捕まえる人

てまどり:農家の年雇い人

てから:ただで訪問する

でぼで:大変

でれっと:だらしなく

てんこもり:山盛り

てんで(ん):に 別々に

てんよ:ところてん

 

とうみぎ:とうもろこし

ときたま:時折

どげさいん:よけろ

とすける:賭などに当てる

としょる:老いる

とぜんだ:退屈、寂しい

とっける:取り替える

とっけす:奪い合う

とっこす:取り越す

どっさりした:たくさん

どでん:びっくり

とのごす:追い越す

とぶぐず:戸口、入り口

とどろない:だらしなく

とりっぱぐる:取り損ねる

どんじり:最後

どんころ:丸太棒

どんぶく:綿入りはんてん

 

なぎめそ:泣き虫

なげる:捨てる

なじょして:どうして

なじょする:どうする

なじょにもないない:どうにもこうにも

なす:産む

なですじ:崖

なにっしゃ:何ですか

なじょすたの:どうしたのか

なまだら:怠け、またその人

なんぼなんでも:理由もあろうが

 

ぬさ:お前

ぬったぐる:塗る

ぬだばる:這う

 

ねぇ:ありません

ねぎりっぱな:どろっとした鼻水、(手でとる)

ねっぱす:貼る

ねっちゃ:ありません

ねまき:丹前

ねぷたい:眠い

ねぼすけ:寝坊

ねんねこ:子供を背負う着物

 

のどばみ:喉にひっかける

のさる:乗る

のっつぉ:ぶらぶらしている能無し

のっそ:野良犬

のどぱげ:いつも

のべずまぐなす:いつも

のへっと:ぼんやり

のめる(ぶんのめる):倒れる

 

 

かずひささん
良くここまで読み込んだ。もうすぐ利府弁マスターになれるぞ。うむ。
しょうちゃん
利府弁マスターに俺はなるwwwww

 

 

ばか:ものもらい

はがいく:仕事がはかどる

はすたっこ:不揃い、端数

ばかすか:盛んに

ばぐずぶず:博徒

はしくらい:かけっこ

はすり:台所の流し場

はすべ:はし

はしゃぐ:乾く

はだす:裸足

はせかけ:稲の乾燥法

はっかけ:歯のないこと、またその人

はだける:拡げる、皆さらい取る

はたいも:里芋

ばっつ:末っ子

はっけ:占い

はなぐら:いびき

ばった:めんこ

はなころせめる:出鼻を折る

はねまる:飛び回る

はらくっつい:満腹

はらとけ:下痢

ばんげ (ばんげきあった):夕方

はんぱもの:一人前に認められる者

 

ひざかぶ:ひざ

ひしげる:つぶれる

ひすて (ひひて):一日、一日中

ひずる:からかう

じだっぱな:低い鼻

ひだりこぎ(ひだりぎっちょ):左利き

ひっからびる:からからに乾く

ひっくるげす:ひっくり返す

ひっつげる:筋を違える

ひっころぶ:ころぶ

びっき:蛙

ひとがたけ:一食分

ひてこび:ひたい

びでぇ:女も卑称

ひまだれ:暇つぶし

ひなくせぇ:きな臭い

ひょろながい:細長い

びりっけ:最後

 

ふぐう:追う

ふすぐい:ものもち、金持ち

ふくだびっき:がまがえる

ぶす:不器量者、だまり屋

ふだん:たくさん

ぶっかけ:物の先のかけた物

ぶっける:卒倒する

ぶっこげれる:打ち壊れる

ぶったぎる:切る

ぶっちゃぐ:壊す

ぶっつらがす:散らかす

ぶっつらがす:壊れる

ぶったぐる:追い立てる

ぶったまげる:大きな驚き

ぶど:ぶゆ

ぶんなぐる:投げる

ぶんのぐど:(後頭部の下のところ)

 

へがさ:塀

へがす:はがす

べご:牛

へだくそ:劣ること、下手なこと

へずる:削る

べそっと:衰弱のさま、やせる

べっか:分家

べったらっこい:平たい

へら:しゃもじ

へらへら:よくしゃべる

べろ:舌、帽子のつば

ぺろ:うどん

べろんこ:無料で入場すること

 

ほいど:乞食

ほぎだす:吐き出す

ほったぶ:頬

ぼっぱな(あおっぱな):大鼻汁

ぼっこらぼ:突然

はでなす:思慮深い間抜け

ほうです:そうです

ほだまる:温まる

ほまず:へそくり

ぼんだす:追い出す

ぼんこ:大便

ぼんち(もっこ):おどけ者

ほろぐ:落とす、振り払う

ほらふき:嘘つき

 

まがってみる:のぞいてみる

まぎめ:頭のつむじ、うずまき

まげる:水などをこぼす

まった:股

まっぽい:眩しい

までい:丁寧、倹約

まですか:けちんぼう

まなぐ:眼

ままずぐ:吃る

まゃう:弁償する

まぶれる:汚れる

まんず:まんじゅう

まるぐ:束ねる

まるめる:だます、まとめる

 

みせえ:見なさい

みずます:出水、洪水

みだぐなす:不器量な者

 

むがさる:嫁入りする

むぐす:大、小便などを漏らす

むつける:すねる

むすずはしる:むかむかして気持ちが悪いこと

むすけす:再び表に出す

むすけろ:毛虫

むせえ:容易ではない

むっしょ:むしろ

むずる:道路を曲がる

むで:手荒い

むなぐら:胸

むんから:麦わら

むんつん:ひねくれ

 

めんぶん:目秤

めんくせ:みにくい

めんこい:可愛い、よい子

めっこめし:芯のある飯、良く炊けない飯

めくされ:眼病

めったにごった:泣きっ面に蜂

めちゃこい:ちいさい

めめず:みみず

めんこめんこ:愛撫する言葉

めほ:目やに

 

もうす:買物で店に入るときに言う

もじゃくる:もみくちゃにする

もじゃくれ:ひねくれ

もぞこえ:かわいそう

もだせぶり:もったいぶる

もっちゃげる:持ち上げる

もっきり:コップ酒

 

やくざら:わざと

やっき:握り飯、おにぎり

やっしゃね:やるせない

やげぽっぽ:やけ傷

やっちゃめる:やっつける

やっぱり:やはり

やなあさって:明ヶ後日

やなやなあさって:明ヶヶ後日

やろこ:男の子

やろめら:野郎達

やんだ:いやだ、好きじゃない

 

ゆがすい:気がかり

ゆぎやげ:霜焼け

ゆっける:結いつける

ゆっけめ:紐の結び目

ゆすぐ:すすぐ

 

よいっぱり:夜更かし

よおやぐ:やっと

よがこい:欲深い

よがした:良かった

よくたかり:欲張り者

よごさ:主人の座席

よごちょ:横向き

よずばれ:寝小便

よっきり:酒に酔った人

よってずぐ:寄りつく

よっぴで:夜通し

よどぼし:夜間、灯をともして魚をとる

よばる:呼ぶ

よわり:夜業

よろける:よろよろする

 

らんば:墓場

らんぷかん:石油缶

 

ろうず:小さな庭

ろくでなし:ろくなものではない

 

わがんね:いけない、出来ない

わせる:忘れる

わっか:輪

わだ:魚のはらわた

わっしゃすんな:いたずらすんな

わらす:子供

わらすこ:幼児

わんばれ:ぼろ

 

しょうちゃん
これで利府弁マスターなれました。ありがとうございましたww
おおみやさん
利府に住んでいるけど初めて聞く方言があったわ。笑

 

 

 

方言を通して、歴史文化を知る。



 

 

方言を通して、

その土地がまた好きになる。

 

 方言を使うと「あたたかみ」がある。使うと「落ち着く」など。人生の先輩方と会話をした際に、そんな事を言われた事があります。時代が変わり、メディアの発達と共に方言といった個性が失われつつあります。しかし、今回深く「利府の方言」に触れ、方言をきっかけに、その土地の歴史・文化をより深く知りたいと思うようになりました。

 

方言という地域文化を守る事も視野に入れ、ここに「利府弁」を保存しておきます。笑 宮城・利府に遊びに来る際は、一つでも方言を覚えていってくださいね〜〜!!

 

きっかわ
おらほのまちさあそびきてけさいん〜!
しゅんやさん
方言で話すと、その地域の事がますます好きになるね!

 

出典、語りによる「利府」

 

(吹き出し文章はフィクションです。笑)

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