今日も梨農園は快晴です!
ぽかぽか陽気で風が気持ちいいですね〜😂
品種により。
散っているもの、散っていないものがございまして…
私が任されている圃場では、長十郎・あきづきという品種を育てております。
長十郎は花散っておりますが。
あきづき、はまだガンガン咲いております。
今日は、花芽を取る作業。
「芽欠き」でございます!
ここまでくると「芽というか花」ですよね。笑

この指をかけている所の花芽を…

このように、とってしまいます。

これは、まだ花芽を取る前の写真です。
下に生えている、花芽をとると…

芽欠き後は、このような感じになります
- 下芽(花芽)をとる前。
- 下芽(花芽)をとった後。
横に写真を並べると一目瞭然。
このような感じになります!
ところで….
どうして「芽欠き」すんの!?
たくさん実がなった方がいいじゃない❤️
と、思いますが….
真下についている芽は弱いものが多く
良い実がならないのです!
弱いものが多く。
という事は病気にかかるリスクも
高いという事ですからね….
たくさん実らそう!!
と思っても、弱く。
強風がおきると落ちてしまうのでは。。
たくさん実らせても意味がないですよね。笑
なので、なるべく養分を集中させるために。
この[芽欠き] 作業は重要なんです!
それと。。。
真下の芽をとる!
だけではなく。
「真上の芽」
もとった方がいいんですよね。笑
なぜかというと。。
真上に伸びるのって凄くエネルギーを使ってしまうからと、
上にあると風などの影響を受けやすくなってしまうのです。
残したいのは、
枝の左右に生えている芽です!
(時間見つけ、もうちょい取ります。笑)
芽欠きの他にこんな作業もございます。
主枝に生える枝ですが、花芽が付かず葉っぱのみの枝。
これは来年、梨をとる枝用でにとっておく枝。
「予備枝」になるのです。
下から上まで、葉っぱがビュンビュン生えておりますが。

これはこんな風に
葉っぱ、「葉芽」をとってしまいます。

向かって右の長い枝、上に葉芽が2つしかありません。
このような感じで、上2つの葉芽を残し。
全部とってしまいます。
この葉芽をとる事により、
無駄な養分を使うことなく。
必要な養分を必要な所に
回すことができるようになり。
結果。
おいしい梨を実らすことができるのです。
不必要な芽を予め欠く事は、
冬場作業である、
「剪定」作業を楽にできますからね!
ぜひ、やっておきましょう!!
ただし!
これもやり過ぎると思わぬ弊害を起こします。
例えば、果樹の上部に生えた枝・葉は
真夏の日差しを遮ります。
主枝が長時間、直射日光にさらされると、
表皮が高温になり壊死する事があるのです。
日差しが、直接被害を与える訳ではありませんが…
やり過ぎると、こういった弊害もある。
という事を頭に入れて作業しましょう!!
※芽欠きは3月〜5月に行い、
6月以降に発見してもそのまま放置する事も大切です。
臨機応変に対応できる、目を養わないと。
という事ですね!!
一つ一つの作業は地味ですが….
この地味作業を一本一本丁寧にこなさねばならんのです。笑
明日もまた、頑張りますよー!!
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