本日の梨作業は、
「摘心」(てきしん)です!
伸び始めた新梢を、葉を2、3枚残し切除。意図的に短果枝を着生させ、その短果枝を主体に実をつけさせる方法である。
ちょっと、分かりにくいですね。笑
画像だとこんな感じです!

主枝(太い枝)から枝が伸びてます、その枝からさらに違う枝が伸びていると!この枝を切る作業を、摘心と言います。

果そう葉を数枚残し、切ります!(もう少し葉のギリギリで切ればよかったかなぁ・・。)

切った枝はとりあえず梨の木付近に置き、全体作業終了後、園外にまとめておきます。
ただ・・。梨の実を大きくするのに、一つの実を成長させるのに。葉っぱが約30枚必要
だと教えられました・・・・・?? 笑 梨の実を成長させるのに葉っぱが必要・・。

じゃぁ、どうして葉っぱが
ついた枝をとってしまうの??
葉っぱを取ってしまったら
光合成ができなくなり、
養分を作ることができなくなって
実を大きくする事が
できなくなって
しまうんじゃないですかー??
という矛盾。
摘心作業は、木の状態を見て。
臨機応変な作業をと!

先日の勉強会にて、
摘心作業はこのように
進めましょうと教わりました。
ただし、枝の最先端の徒長枝は切らないように! これを切ってしまいますと、実に十分な養分を送り届ける事ができす、おいしい梨が取れなくなってしまいます。※残念ながら先端黒星病にかかってしまった場合はやむなく切りましょう…。
葉っぱが多ければ、
光合成がしやすい。
しかし一方で、
葉が密集しすぎると…
菌も虫も発生しやすくなる。
例えばこのような…
(摘心前 → 摘心開始)
ハサミを入れる部分を摘心し、
余分な箇所を切ります。

そして最終的に良き感じな空間を開けると。

こんな感じにすると、農薬もかかりやすくなり。菌も虫も発生しにくく、結果、良い梨が取れると!

今回は、摘心作業について触れましたが。梨栽培作業は、テクニカルな部分が多いです…
いち早く技術を覚え、良き、利府梨農家になれるよう頑張ります!!

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